お手軽にゲーム配信できる環境を構築しましたので、ご参考までにシェアしたいと思います。
左側のディスプレイが配信用、右側のディスプレイがゲームプレイ用です。
今回、メガドライブ実機のゲームプレイ動画配信を試しました。
もうすぐ、メガドライブ版のマッドストーカーが販売されるので、メガドライブ実機をコンテナから出してきました。
■最低限必要なもの
①メガドライブ用RGBケーブル
メガドライブの標準のAV出力は画質が良くないので、RGB出力をつかうためにこちらのケーブルを用意します。前面のステレオ音源を拾えるタイプのものが良いです。
②RGB21→HDMIコンバーター
RGB映像をHDMIへ変換する装置です。
私のもっているものは、5千円くらいだったと記憶してます。
③HDMIスプリッター
一つのHDMI入力を、二つのHDMI出力に分配する装置です。
これは無くても、パソコンに取り込んだ画面を見てプレイはできますが、これがあれば、配信画面とプレイ画面を分けることができます。千円くらいで買えます。
④HDMIビデオキャプチャー
HDMIの映像をWebカメラ映像としてUSB経由でPCへ入力する装置です。
インプット側がHDMI端子、アウトプット側がUSB2.0になっています。
本来であれば、HDMIキャプチャーボードを利用しますが、お値段が2~3万円もします。こちらの製品であれば、2千円くらいで入手可能です。
ゲームの映像をこのWebカメラ映像として取り込んでしまえというのが、今回の安上がり配信環境のポイントです。
構成図
こちらが配信環境の構成図です。ポイントは、以下の通りです。
・HDMI出力に集約している(RGB映像は、HDMIへ変換)。
・HDMIスプリッターで、配信用とゲームプレイ用に映像を分配している。
・安価なHDMIビデオキャプチャーを使い、USB端子からPCへ映像を取り込んでいる。
今回、メガドライブ実機の配信を試しましたが、この仕組みであればRGB出力可能なゲーム機(PS1、PS2、サターン、スーファミ等)、またはHDMI出力可能な最近のゲーム機(Switch、PS4など)、ミニ系ゲーム機(メガドラミニ、PCエンジンmini等)の配信が可能だと思います。
他にもあったら便利なのが、音声のミキサーやマイクです。
テスト配信してみた感じでは、画像も問題なく、ありなのではと思いました。
実際に配信するかは未定です。たまに、気晴らしに垂れ流すかもしれません。